過去に入力した内容や、よく検索される内容などが入力しているフォームの下に表示される自動補完機能は、Web サイトでよく見かける機能です。
kintone にもドロップダウンやルックアップなど、入力を補助する機能が存在しますが、自動補完とはまた異なります。
いずれのフィールドについても、予め入力するデータを登録しておく必要があり、そこまで厳格に管理する必要もない場合には少し手間がかかります。
そこで、特定のアプリ、特定のフィールドを参照し、入力候補の一覧として表示・選択できるプラグインを開発しました。
プラグインの概要
プラグインを使用することで、特定のアプリ、特定のフィールドを参照し、入力候補の一覧として表示・選択できます。
同じアプリ、同じフィールドを参照すれば、入力補助として利用することもできますし、異なるアプリ、異なるフィールドを参照すれば、自動補完として利用することもできます。
プラグインのデモ
操作画面
プラグインを有効にすることで、対象フィールドをフォーカスした際に入力補助が表示されます。
モバイル版、ゲストスペースでも利用可能です。
プラグインが提供する機能
- 特定のアプリに保存されているデータを参照し、入力候補の一覧として表示・選択できる
- 同一アプリ、同一フィールドを指定することで、過去入力した内容を参照し、入力補助として利用できる
- 異なるアプリ、異なるフィールドを指定することで、他アプリに保存されているデータを参照し、自動補完として利用できる
- モバイル版、ゲストスペースでも利用可能
プラグインが活きるシーン
- フリーワードを許容するが、特定の値を入力することが多いフィールドに対して、入力補助を設定したい場合
- フィールドに入力する値が限られているが、その値を覚えていない場合に、自動補完を設定したい場合
- フィールドに入力する値が他のアプリに登録されている場合に、自動補完を設定したい場合