要素を取得しているのに「表示するUI要素はありません」と表示される場合の対処法

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Power Automate Desktop(PAD)では、ウィンドウや Web ページの部品を「UI 要素」として取得し、クリックや入力、待機などのアクションで利用できます。

UI 要素を取得したはずなのに、アクションの設定画面で「表示する UI 要素はありません」と表示されてしまうことがあります。

この記事では、この現象の主な原因と対処法を 2 つ紹介します。

  • 選択しているアクションの種類が合っていない(最も多い原因)
  • Power Automate Desktop 側でエラーが発生している

選択しているアクションは間違っていないか?

Power Automate Desktop には、Web ページコンテンツとウィンドウコンテンツ、2 つの UI 要素があります。

しかし、UI 要素を選択する画面は Web ページとウィンドウどちらも同じ場所で管理されています。画面右側の「UI 要素」という一覧ですね。

ユーザーに意識させないためにやっていることだと思いますが、それぞれ使えるフローが分かれています。ウィンドウコンテンツは Web オートメーションでは使えませんし、Web ページコンテンツは UI オートメーションでは使えません。

このため、取得した UI 要素の種類とアクションの種類が合っていないと、取得したはずなのに「表示する UI 要素はありません」と出続けてしまいます。

間違えやすい例として、次の 2 つのアクションがあります。

  • 遅延 > ウィンドウコンテンツを待機する(UI オートメーション用)
  • 遅延 > Web ページのコンテンツを待機する(ブラウザ用)

ブラウザで開いたページの特定のコンテンツを待機したいとき、「ウィンドウコンテンツを待機する」を選んでしまうと、Web ページ上で取得した要素は一覧に表示されません。ブラウザ上の要素なら「Web ページのコンテンツを待機する」を選びます。

このアクション以外にも、「UI オートメーション」と「Web オートメーション」には似たアクションがいくつか存在しています。

うまく動かない場合は UI 要素だけではなく、選択しているアクションは間違っていないか確認してみましょう。

Power Automate Desktop がエラーを出力している場合

Power Automate Desktop 自体が不具合やエラーを起こしている場合もあります。

このようなエラーは、作成中のフローウィンドウではなくフロー一覧ウィンドウ(Power Automate Desktop を起動して最初に表示されるウィンドウ)に表示されることがあり、フローエディターの裏に隠れて気づきにくくなります。

フロー一覧ウィンドウにエラーが出ていないか確認してください。原因が分からない場合は、フローを保存してアプリを再起動すると解消することがあります。それでも解消しない場合は、Power Automate Desktop を最新版に更新し、ブラウザ拡張機能が有効になっているかも確認しましょう。