move - ファイル・フォルダの移動

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コマンドプロンプトを扱う上で、特定のファイルやフォルダを別の場所に移動することはよくあります。

このページでは、ファイルやフォルダを移動するmoveコマンドプロンプトやバッチファイルを扱う上で、PC 内のフォルダを操作することも多いです。ここではファイルを削除する方法について、基本的な使い方からオプションの設定方法まで分かり易く説明しています。また、具体的なサンプルコードも記載しています。

moveコマンドとは

moveコマンドを使用することで、指定したファイルやフォルダを別の場所へ移動させることができます。

moveコマンドの基本的な使い方は以下の通りです。

moveコマンドの基本構文
move <移動させたいファイルまたはフォルダ> <移動先のファイルまたはフォルダ>

より詳細な使い方は以下の通りですが、上記のように移動させたいファイルと移動先のファイル、それぞれのパスを指定する方法が最も基本的な使い方です。

全てのオプションを含むmoveコマンドの構文
move [{/y|-y}] <移動させたいファイルまたはフォルダ> <移動先のファイルまたはフォルダ>

/yオプションを使用することで、移動先にすでにファイルが存在していた場合のメッセージの表示・非表示を制御することができます。

/yの場合はファイルが存在していたとしても、上書きを確認するメッセージは表示されません。

デフォルトでは確認メッセージが表示されますが、/-yを指定した場合も、上書きを確認するメッセージが表示されます。

moveコマンドの具体例

カレントディレクトリに存在するtest.txtというファイルを、C:\testというフォルダに移動させる場合は以下のようになります。

move test.txt C:\test

上記のコードを実行すると、以下のように出力されます。

×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move test.txt c:\test
1 個のファイルを移動しました。
C:\users\user>

上記の例では、移動先のc:\フォルダにはtest.txtというファイルが存在していないため、移動が完了し処理が終了しました。

移動先に同じファイル名のtest.txtが存在していた場合、以下のように出力されます。

×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move test.txt c:\test
c:\test\test.txt を上書きしますか? (Yes/No/All):

Noと入力した場合は、以下のように出力されファイルは移動されません。

×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move test.txt c:\test
c:\test\test.txt を上書きしますか? (Yes/No/All): No
0 個のファイルを移動しました。
C:\users\user>

YesもしくはAllと入力した場合は、以下のように出力されファイルは移動されます。

移動元がフォルダを対象としており、Allを入力した場合は、以降のファイルの移動についても確認メッセージが表示されなくなります。

×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move test.txt c:\test
c:\test\test.txt を上書きしますか? (Yes/No/All): Yes
1 個のファイルを移動しました。
C:\users\user>

/yオプション

前述したサンプルでは、移動先に同一のファイルが存在していた時、確認メッセージが表示されました。

/yオプションを指定することで、確認メッセージを表示せずに上書きを行うことができます。

移動先の同一ファイルの有無にかかわらず、確認メッセージは表示されず以下のように出力されます。

×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move /y test.txt c:\test
1 個のファイルを移動しました。
C:\users\user>

フォルダの移動

移動する対象としてフォルダを選択した場合、フォルダ内に存在する全てのファイルも移動されます

以下のような構造のsampleフォルダがあるとします。

フォルダ構造の例
└─sample
        sample01.txt
        sample02.txt
        sample03.txt
        sample04.txt

このsampleフォルダをC:\testフォルダに移動させる場合は以下のようになります。

×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move sample c:\test
1 個のディレクトリを移動しました。
C:\users\user>

実行後、C:\testフォルダは以下のような構造になります。

移動後のフォルダ構造
C:\test

└─sample
        sample01.txt
        sample02.txt
        sample03.txt
        sample04.txt

moveコマンドを使ったリネーム

前述した例では、移動先のファイル名を指定していませんでした。

ファイル名を指定していない場合、移動元のファイル名がそのまま移動先のファイル名になります。

移動元のファイル名と移動先のファイル名を変更したい場合は、以下のようにします。

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Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move test.txt c:\test\sample.txt
1 個のファイルを移動しました。
C:\users\user>

フォルダについても同様で、存在しないフォルダを指定した場合は、移動元のフォルダ名がそのまま移動先のフォルダ名になります。

×
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Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2024 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>move sample c:\test\disposable
1 個のディレクトリを移動しました。
C:\users\user>

移動後、C:\testフォルダは以下のような構造になります。

移動後のフォルダ構造
C:\test

└─disposable
        sample01.txt
        sample02.txt
        sample03.txt
        sample04.txt

もしすでにC:\test\disposableというフォルダがあった場合は、構造は以下のようになります。

すでにフォルダが存在する場合
C:.

└─disposable

    └─sample
            sample01.txt
            sample02.txt
            sample03.txt
            sample04.txt
問題1

フォルダを移動させるため以下のコマンドを使用した。

move from to

すでにtoという名前のフォルダが存在していた場合、どのような結果になるでしょうか?

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